11Jul2015
category : Journal
「舞い散る美」
一瞬の美しさ
沙羅の花を愛でる..
平家物語
” 祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色… “
沙羅双樹は梅雨の季節に
白い小さな花を咲かせ
雨のなか散りゆく
露に潤う蒼い苔に落ちゆくさまは
心に深く響き..刻まれる..
花開き一日で散りゆく..
その一瞬を精一杯咲き尽くす
尊い花の命に心洗われる..
それ故に儚く美しい
その花を心静かに愛でる為に
時間を創り
禅寺を訪れる
初めて愛でたその美しい光景
大切な人と..花のささやき..に耳を澄ます
その時は今しかなく..
その時は二度と来ることはなく
その与えられた日々を
大切にどう生きることが出来るか..
を考えさせてくれた
その時に
.. 感謝 …
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